大学編入等の教育関係の情報と私の考えを投稿しています。「知恵袋」に私が投稿した内容をリライトした情報も掲載しております。掲載内容は、すべてオリジナルです。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一般的な、大学への一般編入の場合であれば、在籍する大学の2年次を62単位以上
で修了見込みであれば、他大の3年次への編入試験を受験可能です。
大学卒業単位数124単位の丁度半分である62単位を取れて いるかどうか、が重要
になります。
もし、他大の3年次編入に合格した場合、在籍する大学の方は、2年修了時で「退学」
します。
他大に編入後は、これから在籍する大学で得ていた62単位を、編入後大学の単位に
振り替えます。その際の成績評価は、すべて認定である「P」の評価になります。
以上が原則ですが、青山学院大学は他大学からの編入に「制限的」ですので、2年次
編入で、かつ、英文学科と教育学科、心理学科の3学科のみしか、門戸を開いていま
せん。
しかも、英文学科では、公開TOEIC 830以上を求めており、ハードルは高いです。
編入で参考になるサイト
http://www.hennyu.net
同一の学部学科での他大への編入であれば、在籍している大学での、コア科目の講義
を大切にして、成績(GPA値)を高めに維持することをお勧めします。
英文学科であれば、英文学概論、英語学概論、英米文化概論が、大切な科目となります。
4年制大学への3年次編入での一般編入試験であれば、専修学校卒業見込みで
受験しようが、卒業後に受験しようが、扱いに、まったく影響も関係もありま
せん。
例外があるのは、推薦編入制度を使う場合のみです。推薦編入の場合は、専修
学校卒業見込みでないと受験出来ません。
また、都内の専修学校で、「大学編入コース」の新設が続いていて、編入ブーム
が起きていますが、残念ながら、専修学校を卒業するまでに、編入先に合格でき
ないで、そのまま専修学校を卒業してしまう、「編入浪人」も毎年増大していま
す。
希望する大学への編入に、専修学校の在学中に成功しなくても、専修学校の卒業
後に、再チャレンジで、一般編入試験を受験することに、まったく問題はありま
せん。
合否を左右するのは、筆記では専門小論文の出来不出来、口頭試問であれば、そ
の対策が十分にできているかどうかになると思います。
編入浪人になる場合は、専修学校の卒業後の学びの計画をたてて、特に、準備に
時間がかかるのが、小論文対策は、今期よく続けることをお勧めします。
次のページが参考になります。
http://www.hennyu.net/essay.html
外国語学部の場合、①外国語の運用能力に比重を置く教育をしているのか、
②その外国語を使って、専門知識を学ぶことに重点を置いているのか、で
違いを測れると思います。
横軸で、表示してみると、次のような感じになるかと思います。
① 語学重視 ←---------------------------------------→ 英語による専門教育重視 ②
目白大学
杏林大学
明海大学
麗澤大学
武蔵大学
東京外国語大学
現在の東京外語大学は、特に英語においては、②に重心を置いており、英語で、
国際関係論を学ぶ、英語で比較文化論、文化人類学を学ぶ、というカリキュラ
ムになっています。
もし、あなたが、英米語学科などの英語系の学科を選択しているのであれば、
英語の語学としてのスキル習熟に力点を置いているのが目白大学がフィットす
ると思います。
麗澤大学の場合は、その中間に位置するかと思います。英語で講義される専門
科目を経済経営系の科目でかなり充実させています。
従って、あなたご自身が①から②の、どのあたりに身を置いて学びかで、目白
大学か麗澤大学か、どちらがフィットするかの判断が出来ると思います。
それと、どの大学に進学しても、大学での成績(GPA値)は、論理的な小論
文やレポートが書けるかどうかに左右しますので、その準備をされることをお
勧めします。
小論文で参考になるページ
http://www.hennyu.net/essay.html
短期大学から4年制大学の3年次への編入には、①内部推薦編入で
系列の4年制大学へ編入するか、②一般編入で他大を受験するか、
2パターンあります。①は専願ですので、併願できません。
②はいくらでも併願できます。
聖和短期大学と私立・関西学院大学との間には、内部推薦編入制度が
ありますので、その制度を使って3年次編入が可能です。
過去の実績を見ると、あまり、この内部推薦編入制度を利用する人が
少ないようで、ほとんど、競争倍率が生じていません。
聖和短期大学側で、「推薦」を得ることができれば、内部推薦編入制
度で、関西学院大学へ編入する道が開けます。
そのためには、聖和短期大学での成績(GPA値)を高いレベルにし
ておく必要があります。
通常、推薦編入制度は、GPA値が3.0以上ですので、聖和短期大
学での、各科目の成績で”A”が取れるように頑張れば、ほとんど、競争
することなく、関西学院大学へ編入できる可能性が出ます。
良い成績を取るためには、小論文、レポートを書くコツに慣れておく
必要がありますので、小論文、レポートを質よく書くコツを得ておく
必要があります。
編入で参考になるページ(小論文)
http://www.hennyu.net/essay.html
神戸大学法学部3年次編入の出願条件に、公開TOEIC L&R 500点以上があり
ますので、この条件をクリアし、できれば、700点程度以上あると、英語の
試験で高得点に換算されます。
専門小論文は、①論文(法学概論)があり、2から3題、論述問題が出題されます。
②論文(一般教養)は、神戸大学まで行って、過去問題を見せてもらうしか、内容
が分かりません。過去問題の閲覧の際には、学生証や身分証明書が必要なはず
です。
面接はありませんので、筆記試験の一発勝負です。
対策としては、現在、大学生の方なら、所属している大学での法学概論の授業を、
履修しつつ、入門書を読んだ後、基本書「法学概論」を徹底的に読み込む必要が
あります。
公開TOEICは700点を目指し、リスニングとリーディングの参考書で、勉強する
必要があります。
いずれにしても、早めに、準備をスタートした方がよいかと思います。
編入で参考になるサイト
http://www.hennyu.net/
特定の学問分野に絞った学びをする学部学科でなく、隣接する学問分野を束ねた
学群制をとっている大学の方が、幅広い勉強ができます。
学群制をとっているのは、国立では筑波大学、私立では桜美林大学があります。
桜美林大学は、学群制に切り替えてから、志願者が急増し、この5年間で、志願
者が3倍に増え、2万人台になっています。
より幅広い学びが出来るというのが、あなたも感じているように、今の時代に
フィットしていると思います。
さらに、リベラルアーツ学部(教養学部学科とも呼ばれます)にすれば、すべて
の学問分野を幅広く学ぶことができます。リベラルアーツ学部や国際教養学部と
呼ばれる学部です。獨協大学や桜美林大学山梨学院大学、宮崎国際大学、南山大
学などにあります。
もう一つの考え方は、大学間での協力関係、コンソーシアムを組んでいる大学も
お勧めです。例えば、鶴見大学は、明治学院大学、横浜市立大学と協定を結んで
いるので、相手先大学の授業を取り、鶴見大学の卒業単位にすることができます。
編入で参考になるページサイト
http://www.hennyu.net
変化が激しく、先が見えにくい現代においては、特定の、狭い専門知識を獲得
する従来の学びではなく、幅広い学びができ、多様な知識を得て、いろいろな
アイデアを発想できるチカラが得れる、リベラルアーツ学部学科の存在感が高
まっていると思います。
帝国ホテル、ホテルニューオータニ、ホテルオークラで、活躍するためには、
できれば、大学で、①教養と、②何かの専門性(心理学でも、異文化コミュニ
ケーションでも、社会学でも、マーケティングでも、デザインでも)を学ぶこ
とが必要だと思います。
専修学校のホテルコースは、ホテルで働くための技術は学べますが、上記の①
と②はありません。アパホテルで、フロント業務や客室業務に限定して働くス
キルを得ることはできますが、星野リゾートのホテルで求められる、マルチの
能力と企画力は、大学へ行って、学ぶレベルだと思います。
今年の一般入試は、この2年ほど入学定員の厳格化政策がとられて、本来なら
合格できたであろうレベルの大学に不合格になってしまうことが多発しました。
受験生の方には可哀そうなこととなった、教育政策がとられています。
しかし、編入について言えば、この入学定員厳格化により、各学年の学生数が
絞り込まれたため、逆に、編入生を受け入れる余地を拡大しています。
2年後に「逆転」させ、今回、想定したレベル以上の大学に、2年後、編入で
合格することを狙えると思います。
例えば、日本大学ですが、入学定員厳格化で、新入生を絞り過ぎてしまい、逆
に、2年次、3年次生を編入で積極的に増やそうとしています。
戦略的に考えた場合、一旦、専修学校や短期大学に進学し、2年後、大学へ3年
次編入するというオプションも有効かと思います。
教育学部への3年次編入を実施している大学は少ないですが、国立を含めてあります。
教員になりたいという考えで教育学部への編入を希望しているとすると、教員として
の就職実績で見れば、国立大学が圧倒的に強いです。
私学では、文教大学(埼玉)と日本大学(東京)が2強で、国立大学の中で健闘して
います。
仮に、国立大学の教育学部への3年次編入を狙うと想定した場合は、次の2科目は
必須知識です。
・教育学
・教育心理学
今現在、他の4年制大学に所属している場合は、その大学で、上記2科目があれば、
履修しつつ、基本書を徹底的に読む込む必要があります。
その上で、学習指導要領の変遷を調べ、志望動機書の作成を進めることをお勧めします。
編入で参考になるサイト
http://hennyu.net
国立大学でも、私立でも、教育学部の学生は士気が高く、退学者が少なく、そのため
欠員補充の編入試験をあまりしません。編入試験の有無を含め、情報収集をしていく
必要があります。
大学1年次への入学試験で課せらる小論文も、大学3年次への編入試験で課せら
れる小論文も、基本の構造は同じです。
小論文は、大学に入学してから、追われることになるレポートへつながる論理的な
文章の書式です。
その構造(序論、本論、結論)を意識して、与えられた「問い」に答える文章を書
いていくわけです。
既に他の方が回答されている通り、小論文を書く練習では、誰かにレフリーとして、
中身を見てもらい、コメントをフィードバックしてもらうことを繰り返すことをお
勧めします。
小論文の構造については、次のページが詳しいです。
編入で参考になるページ(小論文)
http://www.hennyu.net/essay.html
また、小論文を書くことはアウトプットであり、アウトプットするためには、質のイン
プットを続ける必要があります。
岩波や講談社などの「新書」を読むことを進める方が多いですが、新書より「新聞」の
方が飽きがこず読めるのでお勧めです、新聞の日刊紙だけで、新書2冊分ぐらいの文章
量が掲載されています。
新聞を毎日読むことが、アウトプットするためのネタとなるインプットになりますし、
日本語読解力も向上します。
専修学校での奨学金が学生支援機構のローンのことだとすると、さらに、
プロミスなどの消費者金融(ノンバンク)から借りてしまうと、学生支援
機構のローンにノンバンクのローンが加算され、あなたの負債総額が膨張
します。その膨張具合は、学生支援機構側で把握されます。
もし、学生支援機構のローンでも学費が不足する場合は、国の教育ローン
である日本政策金融公庫からの借り入れを親御さんの名義でされることを
お勧めします。
親御さん名義での借り入れが困難な場合は、あなたご自身で、ネット専業
銀行(ジャパンネット銀行など)に口座を開き、ネット銀行の教育ローンを
オンラインで申請できます。
ネット銀行は銀行ですので、ノンバンクより低金利で借りられます。
さらに、あなたの大学での成績(GPA値)が高ければ、その大学独自の給付型
奨学金を申請できるはずです。編入予定の大学の学生支援室に相談されるこ
とをお勧めします。
教育ローンについては、次のページも参考になるかと思います。
参考になるページ(教育ローン)
http://www.hennyu.net/hennyu2.html