大学編入等の教育関係の情報と私の考えを投稿しています。「知恵袋」に私が投稿した内容をリライトした情報も掲載しております。掲載内容は、すべてオリジナルです。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
文部科学省が平成3年に発布した「在日韓国人など日本国籍を有しない者の公立学校の
教員への任用について」の通知により、平成4年度から、外国籍であっても、公立学校
の教諭になる道が開かれています。
日本国籍を有しない者の教員採用
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318366.htm
ただし、日本人とまったく同じ採用試験を受けるわけであり、外国人用の試験はないわけ
ですから、採用試験に合格する難易度は高いです。
採用試験は、すべて日本語で出題されるわけですから、日本語能力試験N1の実力が当然
必要です。
また採用する側にとっても、採用試験で同点だった場合、日本人か外国人か、いずれを
採用すべきか、という判断で、どうしても、保護者対応力、職員室での、教員間コミュ
ニケーション力を考えると、安全パイである、日本人を採用しがちになるでしょう。
教諭の中で、一定割合を外国人にするという数値目標でも無い限り、外国人教諭が増えて
いく可能性は低いでしょう。
いいえ。編入予備校に行かずとも、独学で、編入準備は十分に可能です。
ただし、あなたの「立ち位置」によります。
3年次編入のスタンダードは次のようなパターンです。
同志社大学 2年次→国立・大阪大学 3年次
龍谷大学 2年次→ 関西大学 3年次
獨協大学経済学部2年次→国立・埼玉大学経済学部3年次
つまり、中堅私大に入学し、そこから上位私大か国公立大学の3年次編入するという
パターンです。
あなたの場合、狙っている大学レベルの一つ下の「立ち位置」にいる、大学生であれ
ば、独学で、準備できます。それよりも下のレベルの大学生だとすると、苦しくなっ
てきます。
ただ、編入予備校に通っても、予備校側から、一つ上のレベルの大学を編入受験する
ことが「現実的ですよ」と諭され、高嶺を狙う受験は、いさめられると思います。
予備校に、大金を払っていくほどの価値は、私はあまり感じません。
いずれにしても、早めに、準備をスタートした方がよいかと思います。
編入で参考になるサイト
http://www.hennyu.net/
志望動機書の書き方ですが、次の動画が参考になります。推薦編入の場合で、解説され
ていますが、一般編入用でも使えます。この先生の説明は分かりやすいと思います。
チェンネルにも登録しておくと、便利かも知れません。
↓
志望動機書を書くための考え方
https://youtu.be/vYetZmuzjjo
大学編入では、大学3年生という途中年次から入学しますので、「学科選択」の意味が
1年次から入学する一般入試、AO入試と比べて、はるかに重いです。
なぜなら、1年次から入学した場合、もし学科が合わないと感じた場合、2年次または
3年次から、転科か編入を選択できます。
しかし、3年次編入の場合、残り2年、編入した学科で学び、卒業し、学士号を取るこ
とになります。もう学科が合わないなどと、甘えたことを言えません。
自分に合った学科に編入する、ことにつきます。
さらに、推薦編入の場合は、たくさん併願できる一般編入と違って、単願で、ある大学の
ある学科に、専願で応募して、編入することになるので、より一層、学科選択を間違える
わけにはいきません。
正確に学科を選択するための方法として、次の動画が優れています。
推薦編入用の動画ではありますが、一般編入での学科選択でも使える考え方です。
短期大学の1年生であれば、じっくり時間をかけて、推薦編入したい学科を調べ、考え、
決めていきたいものです。
大学への3年次編入で、「韓国または朝鮮の言語と文化」を学ぶことができます。
狭義では、「朝鮮語」は北の朝鮮民主主義人民共和国の言語を指し,「韓国語」は
南の大韓民国の言語を指している。
つまり、「朝鮮語=北の言語,韓国語=南の言語」ということです。
しかし、広義では、朝鮮語=韓国語で、日本では扱われているので、大学編入での、
単位振替えでは、問題は生じません。
「韓国または朝鮮の言語と文化」を学ぶことができて、編入学制度がある大学には、
以下があります。これ以外にもあります。
目白大学 韓国語学科(新宿キャンパス)
帝京大学 外国語学科コリア語コース(八王子キャンパス)
城西国際大学 国際文化学科 韓国語コース(千葉)
京都産業大学 アジア言語学科韓国語専攻 (京都)
この春は、東京経済大学の1年生になったが、とか東海大学の1年生になったが、
名古屋商科大学の1年生になったが、こんな大学は嫌だ、もっと上位の大学に編入
したい、という質問がネット上にあふれています。
この秋の2年次編入、と、来年秋の3年次編入試験は、この不満を持った大学生た
ちのマグマが破裂して、例年より、編入戦線が厳しくなりそうです。
まず、3年次編入のスタンダードは次のようなパターンです。
東海大学、帝京大学 2年次 → 駒澤大学 経営学部 3年次編入
大阪経済大学 2年次 → 龍谷大学 経営学部 3年次編入
同志社大学 2年次 → 国立・大阪大学 3年次
龍谷大学 2年次 → 関西大学 3年次
獨協大学 経済学部 2年次→国立・埼玉大学 経済学部 3年次
つまり、中堅私大に入学し、そこから上位私大か国公立大学の3年次編入するというパ
ターンです。
TOEIC の高めのスコアを「テコに」して、編入試験をうまく立ち回り、合格を勝ち得る、
という展開は、今から5年ぐらい前あたりに、語学系の専修学校生が、「勝利の方程式的」
に取り組んだ手法です。
今では、どこの国立大学も、すっかり懲りてしまい、高いTOEIC スコアが、強力な合格因
子になることはなくなっています。
なぜか?
高いTOEIC スコアで編入した専修学校生が、大学教育についてこれず、留年、退学が増え
たからです。特に、国立大学の教員側に、この印象が強まっています。
生半可な英語力では、編入学試験に勝てません。
あなたがやるべきことは、今在籍している大学の専門科目で高い成績(GPA値)を叩き出す
ことです。
ちょっとばかりTOEIC に取り組んでも、相変わらず、TOEIC を武器に、編入試験に顔を
出してくる専修学校生のスコアに、とても勝てません。
所属している大学で、成績が、GPAで2点台しか取れないのであれば、上位大学3年次編入
は、「夢のまた夢」です。
今の、あなたの在籍大学での成績が、成績優秀と呼べるGPA 3.5以上であれば、希望が持て
ます。
河合塾のBF(ボーダー・フリー)大学
【関東地方】
つくば国際大学、ヤマザキ動物看護大学、宇都宮共和大学、浦和大学、横浜商科大学、
横浜創英大学、関東学園大学、亀田医療大学、駒沢女子大学、恵泉女学園大学、江戸
川大学、高崎商科大学、高千穂大学、国士舘大学、埼玉工業大学、作新学院大学、秀
明大学、十文字学園女子大学、女子美術大学、尚美学園大学、昭和音楽大学、松蔭大学、
城西国際大学、常磐大学、人間総合科学大学、杉野服飾大学、聖学院大学、聖徳大学、
千葉科学大学、川村学園女子大学、相模女子大学、足利大学、筑波学院大学、鶴見大学、
田園調布学園大学、東京医療学院大学、東京家政学院大学、東京家政大学、東京工芸大学、
東京純心大学、東京情報大学、東京成徳大学、東京聖栄大学、東京富士大学、日本映画大学、
武蔵野音楽大学、文京学院大学、文星芸術大学、明海大学、和光大学、和洋女子大学
専修学校生や短期大学生が、大学に編入すべきかどうか、という点を経済的視点で見た
場合、編入した方が、生涯年収が約8,000万円上昇し、外資系企業への就活が可能になる、
という選択肢が拡大します。
(1) 初任給の差
厚生労働省の平成30 年賃金構造基本統計調査(初任給)の結果は、次の通りです。
専修学校生は「高専・短大卒」のところを見ることになります。
この表では分かりませんが、大卒とそれ以下の学歴との、生涯年収の差は約8,000万円です。
大学に行くことが、経済的な合理性に合っています。
平成30年の初任給(学歴別)
男 性 大学院修士課程修了 239.9 千円 (対前年増減率 2.7%)
大学卒 210.1 千円 ( 〃 1.1%)
高専・短大卒 182.9 千円 ( 〃 1.3%)
高校卒 166.6 千円 ( 〃 1.5%)
女 性 大学院修士課程修了 234.2 千円 (対前年増減率 0.8%)
大学卒 202.6 千円 ( 〃 -0.7%)
高専・短大卒 180.4 千円 ( 〃 1.1%)
高校卒 162.3 千円 ( 〃 2.5%)
(2)外資系企業
欧米系の外資企業は大卒しか雇用しません。アジア系で、韓国のサムスン電子も、外資系
企業ですが、東京での募集は大卒のみです。専修学校生で、外資系企業に就職することは、
難しいです。
一定の数の編入生を毎年コンスタントに受け入れている大学で、かつ、カリキュラムが
整備されている経営系学部を持つ大学に駒澤大学(世田谷区)と龍谷大学(京都)があ
ります。
次のような同一系統の学部で、より上位の大学への編入であれば、手順を踏んだ準備を
すれば、合格する可能性は非常に高いでしょう。
シナリオ1:
東海大学、帝京大学 2年次 → 駒澤大学 経営学部3年次編入
大阪経済大学 2年次 → 龍谷大学 経営学部3年次編入
手順
①経営学を基本から復習する。
②経営学を総覧できる基本書を読み込む。
③編入過去問題を基本書を使いながら解答してみる。
④編入過去問題を独力で、時間を測って解答する練習をする。
これと併行して、研究テーマの設定と志望理由書のドラフトを作成することも必須です。
テキストは上記のものが優れています。
TOEIC の高めのスコアを「テコに」して、編入試験でうまく立ち回り、合格を勝ち得る、
という展開は、今から5年ぐらい前あたりに、語学系の専修学校生が、「勝利の方程式的
に取り組んだ手法です。
今では、どこの国立大学も、すっかり懲りてしまい、高いTOEIC スコアが、強力な合格
因子になることはなくなっています。
なぜか?
高いTOEIC スコアで編入させた専修学校生が、大学教育についてこれず、留年、退学が
増えたからです。
特に、国立大学の教員のTOEIC神話は消え、専修学校生が高いTOEICスコアで有利に編入
試験を展開できる時代は去っています。
大学生であれば、やるべきことは、専門科目で高い(GPA値)を叩き出すことです。
大学生が、ちょっとばかりTOEIC に取り組んでも、相変わらず、TOEIC を武器に、編入
試験に顔を出してくる専修学校生のスコアに、とても勝てません。
所属している大学で、成績が、GPAで2点台しか取れないのであれば、国立大学3年次
編入は、「夢のまた夢」です。
逆に、専修学校生にとって、高いスコアのTOEICが編入試験での勝利につながるチカラは
弱まり、編入試験の戦線で、短大生や大学2年生たちとの競合で、基礎学力の「弱さ」が
弱点になっています。
この秋の編入試験では、①専門基礎知識、②TOEICスコア、③研究テーマという、3要素
のバランスを取った対策が必要になっています。
教育というテーマで見る世界は、教育分野への就職でランキングが示されます。
一般就職とは、まったく別世界です。
残念ながら、産近甲龍はランキングの上位に入りません。
私立の文教大学と日本大学が私学では2強です。
国立の総合大学では埼玉大学が健闘しています。
女子大では武庫川女子大学が健闘しています。
【教員就職者が多い大学ランキング】
大阪教育大学
愛知教育大学
北海道教育大学
文教大学(埼玉)
広島大学
東京学芸大学
福岡教育大学
日本大学(東京)
埼玉大学
岐阜聖徳学園大学
千葉大学
日本体育大学
茨城大学
静岡大学
武庫川女子大学
岡山大学
宮城教育大学
佛教大学
明星大学
関西学院大学
岐阜大学
國學院大學
新潟大学
常葉大学
山口大学
熊本大学
玉川大学
都留文科大学
立命館大学
早稲田大学
信州大学
横浜国立大学
国士舘大学
上記のランキングに出ていませんが、国立・秋田大学は、少人数の教員養成をしており、
英語教育の分野ではトップクラスです。秋田県が全国でトップレベルの、小中高の生徒
学力を維持しているのは、国立・秋田大学出身の教員の実力です。
もし、仮に、教育をテーマに、大学編入を考える場合は、研究テーマを慎重に決める必要
があります。生半可なテーマでは、編入試験の面接で炎上してしまいます。
研究テーマ設定の「いろは」について懇切丁寧に説明しています。
↓
研究テーマ設定
http://www.hennyu.net/research.html