大学編入等の教育関係の情報と私の考えを投稿しています。「知恵袋」に私が投稿した内容をリライトした情報も掲載しております。掲載内容は、すべてオリジナルです。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
立命館大学は、2005年ごろまで、文系学部でも一般編入と、短大からの推薦編入を実施して
いましたが、それを停止しました。
次のような理由、事由が起きたためと言われています。
編入してきた学生の、①基礎的な学習が不十分であるため、学部での単位取得に困難を覚える
学生が毎年発生していたことと、②低回生から学業不振で退学となる学生が出ることと、③さ
らに、編入生で、学費未納で除籍となる事例が出たため、編入を停止したようです。
要は、編入生を受け入れていたが、編入生の質が下がったので、編入を止めたというところで
す。
残念なことです。
それゆえ、現在は、理工学部のみで、一般編入と、高等専門学校からの推薦編入を実施している
だけの状態です。
編入試験の難易度順
http://www.hennyu.net/b3.html
国際短期大学は、場所が江古田という立地の良さと、語学教育に歴史があり、丁寧な
学生指導がウリの短期大学です。
江古田は、若者の街です。
国際短期大学は、同じグループに星槎大学(通信制大学)も持っています。
グループ(学校法人 国際学園)を統括しているのは、高木一族です。
特に、国際短期大学の特色は、4年制大学への3年次編入で、豊富な指定校を持って
いることです。
国際短期大学での2年間の学びの先に、指定校である大学へ編入し「大卒」になる選
択肢を選べます。
大卒であるか、ないかで、生涯賃金で8000万円の差がありますので、指定校大学
への編入で、2年間の学費がかかったとしても、生涯賃金の上昇の方がはるかに大き
いです。
【国際短期大学から指定校推薦編入できる大学一覧】
東京経済大学/国士舘大学/大正大学/二松學舎大学/駒沢女子大学/東洋学園大学
/杏林大学/目白大学/東京情報大学/東京福祉大学/嘉悦大学/駿河台大学/聖学
院大学/西武文理大学/恵泉女学園大学/十文字学園女子大学/麗澤大学/文京学院
大学/東京純心大学/川村学園女子大学/松蔭大学 ほか
指定校制度を使うというオプションをキープするために、国際短期大学での成績(GP
A値)を3.0以上に維持することが必要です。
そのためには、小論文、レポートの出来不出来が大きく影響します。
小論文(レポート)の準備に時間をかけておくことをお勧めします。
編入での小論文対策
http://www.hennyu.net/essay.html
編入の過去問題は、次の2タイプがあると思います。
①穴埋め問題やテーマ型小論文(「~について述べよ」)
②長文読解英語試験、読解型小論文(長い文章を読んでから、問いについて論じる)
タイプ①で試験をしている大学なら、大学に請求するか、オープンキャンパスに行っ
たときに無料でもらえますが、②で試験をしている大学の場合、長文を引用している
という事実が著作権法に触れるため、外部に送付等はしません。
②の場合は、その大学まで行って、事務局で、過去問題の閲覧だけができます。
閲覧だけですが、例外的に、東京外国語大学の事務局の方は、閲覧用の過去問題を、
近くにあるコピー機で複写することを黙認してくれます。
編入では、質の高い、小論文を書けるようにする必要があります。それが合否に直結
します。小論文等は、根気よく続けることをお勧めします。新聞を読み続けることで
効果があります。
次のページが参考になります。
http://www.hennyu.net/essay.html
原則論として、専修学校で修学支援制度を利用した学生が、大学に3年次編入学を
した場合は、編入学先の大学等の修業年限まで支援期間を延長できます。
短期大学、又は専門学校を卒業し、それから1年未満の間に、4年制大学の2年次以
上に編入学した者は、編入学前に本制度による支援を受けていたか否かに関わらず、
編入学後も支援対象となり得ます。
ただし、その大学が「高等教育の修学支援新制度」の認定大学であるかどうかを確
認する必要があります。
修学支援制度は①給付型奨学金と②授業料減免の2つから構成されています。
また、①給付型奨学金についてはJASSOが実施し、学生個人に直接支給するもので
すが、②授業料減免は大学等の機関が実施し、減免するものですので、この②につい
ては、編入先大学の裁量が働くため、必ず、利用できるかどうか分かりません。①は
必ず、申請できるはずです。
もちろん、申請しても、成績等がチェックされ、必ず、給付が認定されるかどうかは
分かりません。
また編入後に認定されても、編入後の大学の成績(GPA値)がチェックされ続ける
ので、成績を高く維持する必要があります。
大学で、質の高い、小論文、レポートを書けるようにする必要があります。それが成
績に直結します。
小論文は、根気よく続けることをお勧めします。新聞を読み続けることで効果があり
ます。
次のページが参考になります。
http://www.hennyu.net/essay.html
一般的に、大学から見た場合、短期大学を上位に見て、専修学校を下位に見ます。
従って、推薦編入枠を設定する場合、短期大学との間での設定を優先し、専修学校
については、よほど、良質なカリキュラムを持っている場合に限って、推薦編入枠
を分け与える、というスタンスです。
まして、編入予備校と見間違えるほどの「編入熱」で動いている専修学校を、大学
側は冷ややかに見ています。
大学への3年次編入を考える場合、短期大学の方へ進学することをお勧めします。
それと、編入試験を突破するためには、小論文を書くチカラが不可欠です。その準備
をできるだけ早くスタートすることをお勧めします。
編入試験(小論文)対策
http://www.hennyu.net/essay.html
短期大学から4年制大学の3年次への編入には、①内部推薦編入で
系列の4年制大学へ編入するか、②一般編入で他大を受験するか、
2パターンあります。①は専願ですので、併願できません。
②はいくらでも併願できます。
聖和短期大学と私立・関西学院大学との間には、内部推薦編入制度が
ありますので、その制度を使って3年次編入が可能です。
過去の実績を見ると、あまり、この内部推薦編入制度を利用する人が
少ないようで、ほとんど、競争倍率が生じていません。
聖和短期大学側で、「推薦」を得ることができれば、内部推薦編入制
度で、関西学院大学へ編入する道が開けます。
そのためには、聖和短期大学での成績(GPA値)を高いレベルにし
ておく必要があります。
通常、推薦編入制度は、GPA値が3.0以上ですので、聖和短期大
学での、各科目の成績で”A”が取れるように頑張れば、ほとんど、競争
することなく、関西学院大学へ編入できる可能性が出ます。
良い成績を取るためには、小論文、レポートを書くコツに慣れておく
必要がありますので、小論文、レポートを質よく書くコツを得ておく
必要があります。
編入で参考になるページ(小論文)
http://www.hennyu.net/essay.html
神戸大学法学部3年次編入の出願条件に、公開TOEIC L&R 500点以上があり
ますので、この条件をクリアし、できれば、700点程度以上あると、英語の
試験で高得点に換算されます。
専門小論文は、①論文(法学概論)があり、2から3題、論述問題が出題されます。
②論文(一般教養)は、神戸大学まで行って、過去問題を見せてもらうしか、内容
が分かりません。過去問題の閲覧の際には、学生証や身分証明書が必要なはず
です。
面接はありませんので、筆記試験の一発勝負です。
対策としては、現在、大学生の方なら、所属している大学での法学概論の授業を、
履修しつつ、入門書を読んだ後、基本書「法学概論」を徹底的に読み込む必要が
あります。
公開TOEICは700点を目指し、リスニングとリーディングの参考書で、勉強する
必要があります。
いずれにしても、早めに、準備をスタートした方がよいかと思います。
編入で参考になるサイト
http://www.hennyu.net/
帝国ホテル、ホテルニューオータニ、ホテルオークラで、活躍するためには、
できれば、大学で、①教養と、②何かの専門性(心理学でも、異文化コミュニ
ケーションでも、社会学でも、マーケティングでも、デザインでも)を学ぶこ
とが必要だと思います。
専修学校のホテルコースは、ホテルで働くための技術は学べますが、上記の①
と②はありません。アパホテルで、フロント業務や客室業務に限定して働くス
キルを得ることはできますが、星野リゾートのホテルで求められる、マルチの
能力と企画力は、大学へ行って、学ぶレベルだと思います。
今年の一般入試は、この2年ほど入学定員の厳格化政策がとられて、本来なら
合格できたであろうレベルの大学に不合格になってしまうことが多発しました。
受験生の方には可哀そうなこととなった、教育政策がとられています。
しかし、編入について言えば、この入学定員厳格化により、各学年の学生数が
絞り込まれたため、逆に、編入生を受け入れる余地を拡大しています。
2年後に「逆転」させ、今回、想定したレベル以上の大学に、2年後、編入で
合格することを狙えると思います。
例えば、日本大学ですが、入学定員厳格化で、新入生を絞り過ぎてしまい、逆
に、2年次、3年次生を編入で積極的に増やそうとしています。
戦略的に考えた場合、一旦、専修学校や短期大学に進学し、2年後、大学へ3年
次編入するというオプションも有効かと思います。
教育学部への3年次編入を実施している大学は少ないですが、国立を含めてあります。
教員になりたいという考えで教育学部への編入を希望しているとすると、教員として
の就職実績で見れば、国立大学が圧倒的に強いです。
私学では、文教大学(埼玉)と日本大学(東京)が2強で、国立大学の中で健闘して
います。
仮に、国立大学の教育学部への3年次編入を狙うと想定した場合は、次の2科目は
必須知識です。
・教育学
・教育心理学
今現在、他の4年制大学に所属している場合は、その大学で、上記2科目があれば、
履修しつつ、基本書を徹底的に読む込む必要があります。
その上で、学習指導要領の変遷を調べ、志望動機書の作成を進めることをお勧めします。
編入で参考になるサイト
http://hennyu.net
国立大学でも、私立でも、教育学部の学生は士気が高く、退学者が少なく、そのため
欠員補充の編入試験をあまりしません。編入試験の有無を含め、情報収集をしていく
必要があります。
正攻法の、センター試験利用での一般入試では、まったく歯が立たない大学に、
短大や他大(下位校)から3年次編入試験で「合格」している事例は、毎年、
多数、出ています。
編入試験の難易度は、その大学が、どのくらいの準備を求めてくるか、により
ます。十分な準備をすれば、国公立大学の3年次編入試験を攻略できます。
編入試験での難易度はこちらのぺージを参照ください。
編入で参考になるページ(難易度)
http://www.hennyu.net/b3.html
また、編入試験での募集人数は、定型的に「若干名」としている大学が多いです
が、この若干が意味している数は、毎年、変わります。若干が1~2名の時もあ
れば、5~10人ぐらいで合格を出す場合もあります。
どうして、同じ若干なのに、数字に幅があるかというと、その大学のその学年の
退学者の変動によります。退学者が多めに出たときは、多めに編入生を取る、と
いうことです。
また、関西外語大学のように、3年次編入試験で400人以上を毎年取っている、
編入重視の大学もあります。
通常、3年次編入試験は、難易度の高い大学から、合格しやすい大学まで、受験す
る大学を3校~5校ぐらい設定して、計画を立て準備することをお勧めします。
また、編入試験で、「面接」のみの大学もありますし、「小論文+面接」もあれば、
「専門科目試験+面接」もあり、バリエーションがあります。
ただ、上位校(ほとんどの国公立大学)は、専門小論文を課していますので、なる
べく早めに「小論文」を準備をすることをお勧めします。
編入で参考になるページ(小論文)
http://www.hennyu.net/essay.html
それと、一般入試の方では、この2年ほど入学定員の厳格化政策がとられて、本来
なら合格できたであろうレベルの大学に不合格になってしまうことが多発しました。
受験生の方には可哀そうなこととなった、教育政策がとられていました。
一方、編入について言えば、この入学定員厳格化により、各学年の学生数が絞り込ま
れたため、逆に、編入生を受け入れる余地を拡大しています。
戦略的に考えた場合、「3年次編入」を選択するのは合理的だと思います。
ただし、編入を成功させるための、準備(基本書の読み込み等)を着実に根気よく続
けることが必須です。
最後に、大事なことですが、「大学で何を真剣に取り組みたいか」を決めきらないと、
編入での成功は難しくなります。少々、苦しいですが、ご自分と向き合い、何を本当
にやりたいかの答えを出すことが必要です。次のページがヒントになるかも知れません。
編入で参考になるページ(学科決定)
http://www.hennyu.net/hennyu9.html